嘉永七年の絵暦・大小暦
2008.10.2ヤァ大凧だ、大凧だ!/解説
いかにもあやしいのが凧に描かれた文字ですね。
一見、おめでたい寶(たから)の字のようですが、よく見るとちょっとヘンですね。
もちろんここに月の数字が隠されているわけです。
ひと文字の漢字のようにみえますが、図のように数字がいくつも組み合わさって漢字っぽい形になっていたんですね。

上から「六」「十二」「十」「七」「二」「四」「八」で構成されています。ずいぶんたくさん数字が入っていましたね。
で、見ている人が「ヤア、大凧だ大凧だ」と言っていますから、これら数字が「大」の月を表すと分かります。
絵の右端にも赤字で書かれていますが、これは嘉永七年(安政元年/1854)、甲寅の年の暦になります。
※「大の月、小の月」について、詳しくは「旧暦入門」のページ、「一ヶ月は29日か30日」をご覧ください。



